音楽学校 アルファノートミュージックスクール ~立川・国立で楽器を習う~

Column

コラム

スクール長:四月朔日義昭

口リズムで読譜に慣れよう!

2022/06/05

アルファノートミュージックスクール校長の四月朔日です。今日は譜面に書いてあるリズム読みが苦手という方向けに、譜面のリズムのタイミング、長さに合わせて言葉をつける「口(くち)リズム」を紹介します。

①8分音符パターン1

1拍目の四分音符を「ラー」と発音しましょう。2拍目の8分音符2つを「メン」。1~2拍目をまとめて発音すると「ラーメン」です。このように口リズムで覚えていくと複雑な組み合わせの音符でも読めるようになります。

ではいくつか紹介していきます。

②8分音符パターン2

ギターのストロークで非常に多いパターンです。

③8分音符パターン3

1拍目に付点四分があります。付点は元の音符の1.5倍の長さと分かっていてもいざ演奏すると分からなくなる方も多いと思います。この口リズムを口に出す場合、8分音符のタイミングで手拍子しながら「あーーソーセージ」と言ってみましょう。

④8分音符パターン4

冒頭に8分休符が入っています。しかもタイだらけなので、リズムがとても複雑に見えますが、こちらも8分音符のタイミングで手拍子しながら「ん?シーフードだー」と言ってみましょう。

⑤16分音符パターン1

ギターの16ビート・ストロークでよく登場するリズムパターンです。こちらは各拍ごとに手拍子して口にしてみると良いでしょう。

⑥16分音符パターン2

曲のキメリズムなどでよく使われるリズムです。2拍で1つのリズムになっていて16分音符3つ分の長さ+16分音符3つ分の長さ+8分音符(16分音符2つ分)、つまり3+3+2という長さです。

⑦16分音符パターン3

16分音符の組み合わせとしては分かりやすい組み合わせです。2拍目、3拍目、4拍目ともによく口リズムでも使われる言葉なので、ぜひ使ってみてください。