音楽学校 アルファノートミュージックスクール ~立川・国立で楽器を習う~

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講師ブログ

ピアノ講師:林田明子

ピアノのペダルについて(Part2)

2022/04/02

こんにちは!
ピアノ担当講師の林田です😊

ようやく春らしい季節になりましたね🌸
昨日は寒かったですが。。😭
コートをなかなかクリーニングに出せないでいる毎日です😂

本日のブログは前回に引き続き、「ピアノのペダルについて」お送りいたします❗️
前回のブログでは1番右側の『ダンパーペダル』についてお話ししましたが、今回は左2つのペダルについてです🙌

先ずは1番左のペダルからいきましょう😆
このペダルは『ソフトペダル』といいます!
こちらのペダルを踏むことによって、音色が変わります。
踏んでいない時はハッキリとした音色ですか、こちらを踏むと少しもやっとしたような、霧のかかったようなイメージの音色になります!(音色を言葉で表すのはなかなかに難しいですね😂!)
どのようなタイミングで踏むかというと…
音をすごく小さく弾かなければいけない時や、「u.c.(ウナコルダ)」という指示が書かれている際に踏みます!!
因みにこちらのペダルは左足、前回お伝えしたダンパーペダルは右足、鍵盤は両腕を使うので…ピアノ演奏は意外と忙しく、かなり脳トレになります😂💦
もう一つペダルが残っているので…全てのペダルを駆使して演奏するにはかなり気合が要りますね😇

さて、そのもう一つのペダルについて説明します!残るは真ん中のペダルです!
こちらのペダルは『ソステヌートペダル』というペダルです。
このペダルを踏んで演奏したことは1、2回あるか無いか…というくらい私自身はこちらのペダルを活用したことがあまりありません💦
ですがこのペダル、なかなかに面白い機能があるんです!楽譜上で説明します!

こちらの曲はドビュッシーの『ピアノのために』よりプレリュードです。
黄色のラインを引いた、4小節に渡る低いラの打鍵と同時にソステヌートペダルを踏むと、このラの音だけが延び、他の音は延びません!
右側のダンパーペダルは全ての音が延びるペダルでしたが、ソステヌートペダルは特定の音だけを長く伸ばして演奏することが出来ます😊
ですが、延ばしたい音を打鍵したタイミングで踏むと効果が得られるので、延ばしたくない音も同時に打鍵しなければいけない場合はタイミングがなかなかに難しく…というデメリットがあるので私はあまり使っておりません😭💦

このように、ピアノの3つのペダルにはそれぞれ色んな使い方があります!
今まで知らなかった方も多いのではないかと思います。試してみるだけでも楽しいので、是非やってみて下さいね❗️
最後までお付き合い頂きありがとうございました!
それではまた😊