音楽学校 アルファノートミュージックスクール ~立川・国立で楽器を習う~

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温泉バカ話その1『源泉かけ流しと塩素について』(ギター四月朔日義昭)

2019/09/05

こんにちは、ギター/作曲レッスン担当の四月朔日です。実はかなり前ですが、温泉好きが興じて夫婦で温泉ソムリエの資格を取りました。これまで全国の温泉を300箇所ほど巡ってこの世界の奥深さに日々触れています。今日は源泉かけ流しと塩素剤についてお話をします。

温泉道の諸先輩方もよく言いますが、スーパー銭湯の匂いが温泉の匂いなんだ、と思っていましたが、あれは塩素臭といって、循環された温泉の中に塩素剤を投入して、人の雑菌をやっつけたときに生じる臭いが塩素の匂い(プールの匂いに近い)です。プールはこの塩素をえげつないくらい投入するので、めちゃくちゃ肌荒れするんです。
不特定多数が入るスーパー銭湯などはレジオネラ菌発生のリスクがあるので、塩素の使用は致し方ありません。

本物の温泉というのは源泉かけ流し。湧出地から生まれたままの温泉を浴槽に入れる、もしくは熱交換による加温などですが、それが出来るには施設側の設備や泉質、源泉温度、湧出量、レジオネラ菌の検査結果、都道府県の保健所の兼ね合いなどかなりの項目をクリアする必要があります。草津温泉などは最も湧出量の多い万代鉱源泉が毎分6,200リットル。これだけ多く、かつ菌を殺してしまうほどの酸性泉なので、塩素剤の投入の必要はないんです。

塩素については家庭のお風呂にも含まれています。というのも水道水には残留塩素濃度を必要最低限の0.1mg/L以上0.4mg/Lという基準があり、美味しく飲めるギリギリの量が入っています。当然、この水道水を沸かすわけですので、家庭のお風呂も塩素入りです。塩素がどれだけ残っているか?は浄水場からの距離に依存します。浄水場が近い家庭の残留塩素量は基準値よりもかなり多い傾向です。もし家庭のお風呂で肌が荒れる傾向にあるようなら、ぜひこういった塩素除去剤を試してみてください。バスソルトやヒマラヤ岩塩を入れると更に効果が高まります。塩分は体を温めるだけでなく、肌のコーティング要素もあります。健康を保つために体温を下げないようにこの塩の成分はとても大切です。もちろん湯上りのスキンケアは忘れずに。


今日お話した源泉かけ流しについては温泉仲間のぐっちさんが立ち上げた『純温泉』に更に詳しい説明が記載しています。以前ぐっちさんとお茶したときにたまたま撮影機材を持っていたので、インタビュー映像を撮ったものがあります。ご覧ください。

次回も温泉バカ話その2をお届けします。