音楽学校 アルファノートミュージックスクール ~立川・国立で楽器を習う~

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ピアノ講師:林田明子

作曲家の誕生日(ロマン派~近・現代編)

2022/08/05

【作曲家の誕生日(ロマン派~近・現代編)】

皆さんこんにちは!ピアノ担当講師の林田です(*’ω’*)!
毎日暑い日が続いていますね。。

今回のブログは前回のブログに引き続き、作曲家の誕生日についてご紹介します!前回はバロック・古典派の作曲家についてでしたが、今回はロマン派以降の作曲家について触れていきます!

それではロマン派の作曲家いってみましょう!

・フランツ・シューベルト(1797年1月31日生)

勝手なイメージですが、シューベルトが1月生まれというのは意外でした!
中学の音楽でも習う『魔王』を含めた、多くの歌曲を作曲したことから、日本では”歌曲王”という別名があります。普段は温厚な性格だったと言われていますが、自分の書いた曲がうまく弾けず、怒って楽譜を破ってしまったという話があったり…😅
その時の曲は『さすらい人幻想曲』だそうです。是非皆さんもこのエピソードを思い浮かべなら聴いてみてください🎵

・ロベルト・シューマン(1810年6月8日生)

『トロイメライ』等を作曲したことで有名なシューマン!ちなみに奥さんのクララ・シューマン(世界初の女流ピアニスト)は1819年9月13日生まれだそうです。自分のピアノの師のご令嬢(クララ)を奥さんにしたり(裁判沙汰になりました😇)、多くの名曲を生み出しながらも徐々に心の病に侵されていったり…と、様々なドラマを持つ人です。

・フレデリック・ショパン(1810年3月1日または2月22日生)

『幻想即興曲』や『別れの曲』が有名なショパンは、基本的には1810年生まれと言われていますが、1809年説もあるそうです!ポーランド出身のピアニスト・作曲家で、ピアノ曲を多く作曲していることから日本ではピアノの詩人とも呼ばれています😊

・フランツ・リスト(1811年10月22日生)

『愛の夢』や『ラ・カンパネラ』が有名ですね!指が6本あるという噂が出回るほどの技巧的なピアノ曲を多く作曲したことから、ピアノの魔術師とも呼ばれています。確かに、聴いていても弾いていても技巧的な曲ばかりですが、私自身はリストの曲を弾くのが1番楽しかったりします!前述したショパンとは親交が深く、ショパンの元奥さんのジョルジュ・サンドはもともとリストの元カノで、リストの紹介だったと言われています(ややこしや…😵‍💫)。

それでは近代の作曲家の生年月日へ行ってみましょう!

・クロード・ドビュッシー(1862年8月22日生)

昨夏の東京オリンピック閉会式でも使われていた、『月の光』が有名なドビュッシーはフランスの作曲家です。感情表現のロマン派を否定し、印象派という新しい音楽を打ち立てました!そのため特徴的な和音や雰囲気の曲が多いですね!私生活では浮気性で奥さんを悩ませていたという、人間らしい(?)エピソードもあったりします😅笑

・瀧 廉太郎(1879年8月24日生)

皆さんお馴染みの日本の作曲家です!『花』は誰しもが一度は歌ったことがあるのではないでしょうか?そんな瀧さんの誕生日は8月でした!なんとなくイメージ通りだなと感じましたが皆さんどうでしょうか?😊
他にも代表作に『荒城の月』や『お正月』などの名曲を残しています!

最後は日本の作曲家を取り上げてみました!バロック期から通して、皆さん同じ誕生日の人はいたでしょうか?また、生年月日が近い人は親交があった人も多いですね。生年月日を通して生活や当時の情勢なども分かったりします。他の作曲家の生年月日も気になった方は調べてみてくださいね(^-^)