音楽学校 アルファノートミュージックスクール ~立川・国立で楽器を習う~

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講師ブログ

ピアノ講師:林田明子

指番号

2022/01/08

皆さんこんにちは!
ピアノ担当講師の林田明子です🎹
今年も宜しくお願いいたします😊

本日のブログは『ピアノにおける指番号』についてのお話です!
指番号とは、両手共に親指から順に1〜5の番号が振られています。

2枚目の画像のように、楽譜上では音符の上下どちらかに番号が記されていて、記された番号を参考に演奏していきます。

生徒様から「指番号って何のためにあるの?」と聞かれることがよくあります。
確かに言われてみると、私自身も小さい頃は深いことを考えずに、ただ楽譜に書かれた指番号で弾いていただけでした。
ですが、指番号は効率良い指運びで、滑らかに演奏をするためには欠かせない大事なことなのです💡
例えば、先程の2つ目の画像ですが
指は5本なのでソまでは弾けますが、ラから弾けなくなってしまいますね?
そうなると一気に弾き切ることが出来ません。止まっちゃいますね。
そこで画像のように、真ん中のドから1オクターブ上のドまでを弾き切るために、ファで1の指にひっくり返します。(ミを3の指で弾いた後、1の指を下から潜らせてファに1を置きます。)

伝わったでしょうか…
文字だとなかなか伝わらないので、お家に鍵盤がある人は試してみてください☃️
これを応用させて、色んな曲を滑らかに弾けるようにします💃

ですが勿論、指の形・大きさは人それぞれです。
今回参考に出したドレミファソラシドの弾き方は基本中の基本ではありますが、これが曲になってきて応用していくと、自分にはこっちの指番号が合うなぁ〜と思うようになってきます。
なので、あくまでも楽譜に載っている指番号は『参考』だと思います。
是非色んな指づかいを模索しながらピアノを弾いてみてください🎹