ピックガード
2021/12/30
ベース講師の角です。
今日はピックガードの話。ピックガードとはピックで弾いた時にボディに当たって傷が付くのを防ぐ盾の役割をする物です。
材質は樹脂や金属、カーボンなど様々。盾となってボディの代わりに傷が付くので交換可能な取り外しができるパーツです。実際ピックガードに穴が空くほどピッキング傷が付く事はなかなか無く、ましてピック弾きしない人には関係無さそうにも思えますがベーシストには他にも大事なポイントがあります。
それは弦とボディの隙間の調整です。
スラップの際に弦とボディの隙間に指を入れるのでこの幅でかなり演奏感が変わります。
こちらはピックガードが厚く幅は狭め
こちらはやや広め
この2本とも本来はピックガードの無いタイプでかなり隙間が広く、オーダーして作ってもらいました。市販品もあるのですがそのまま取り付けられるタイプのベースは限られていて、大体はオーダーメイドになると思います。演奏感だけではなく単純に見た目も変わるのでそれを狙って取り替える事もあります。
これは色を変えたくて同じ形で作ってもらいました。
1から作る場合はベースを預けますが、こういう場合は元のピックガードだけ工房へ送ってお願いします。楽器がカッコよくなると弾く時間も増えると思うので見た目はやっぱり重要ですね。
最後に、レッスン案内の動画を撮ったのでリンクを貼っておきます。
それでは良い年をお迎えください!