自分に適したフォーム・ポジションで弾こう!
2024/01/19
こんにちは、ギター講師の大石善也です。
今回は左手フォーム・ポジションについてのお話です。
単音弾きのソロ、カッティング、コードで指が届かず、押弦やミュートが上手くいかないとお悩みの生徒様、多くいらっしゃいます。原因の一つに、自分に適したフォーム・ポジションになっていないことが考えられます。
その理由は、世に出回っているTAB譜やYouTube等の演奏動画と同じフォーム・ポジションで演奏を試みてしまうことではないでしょうか。
具体的な解決例として、単音で動画を作成いたしました。
動画をご覧いただく前提といたしまして、2点要点がございます。
①私の手の大きさと指の長さは、ギタリストの中では大きくも小さくもない、ごく一般的な男性の大きさです。(抽象的ですみません。。)
②親指をネックから握り込むフォームをシェイクハンド・フォーム、親指をネックの裏に添えるフォームをクラシック・フォームとします。
動画後半に向かって、使用するフレットの幅が狭くなりました。
よく、サイトや教則本で、シェイクハンド・フォームとクラシック・フォームの違いによるメリット/デメリットが書いてありますが、一般的な手の大きさより小さい方は基本的にクラシック・フォームが間違いないです。(断言)
曲にもよりますが、海外アーティストの演奏は、日本人の一般的な大きさの方でもクラシック・フォームが良いです。(断言)手首も痛めてしまいますし、、
例えば、チョーキングはどうしてもシェイクハンド・フォームにしたいようでしたら、そのフレーズだけフォームを変化させることで対応します。
練習をするにあたり、フォームを試す順番として、以下の順番が良いです。
①全てのフレーズをクラシック・フォームで弾く。
②全てのフレーズをシェイクハンド・フォームで弾く。
③上記で手応えのあったフォームを各フレーズごとにフォームチェンジして弾く。
皆様の上達の手助けになれば幸いです。