音楽学校 アルファノートミュージックスクール ~立川・国立で楽器を習う~

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ベース講師:角高明

4弦?5弦?

2022/12/01

ベース講師のスミです。
2本目以降のベースを購入予定、またはこれからベースを弾いてみたい!という方からよく聞かれるのが「4弦ベースの方が良いんですよね?」という話。
どうやら5弦ベースは上級者が使うもの!というイメージがあるようです。

結論から言うとそんな事は無いですしどちらもそれ程変わりません!

今はどの楽器店へ行っても5弦ベースが置いてあります。ただ初心者向けセットとして売られているものは大抵4弦です。ここが冒頭の誤解を生む原因になっていると私は思っていて、パーツが増えてコストがかかるから5弦はラインナップに無いだけなのではないでしょうか。

太い弦を1本加えた5弦ベースは出せる音が低い方に5音増えます。
誤解を恐れずに言うとただそれだけの事です。ですが無いものは出せないのでその5つの音のどれかが必要なので5弦ベースが選ばれています。
4弦ベースから弦を1本減らしても劇的に弾きやすくなる!とはなりません笑同様に1本増えても難易度はそれ程変わりません。
なので自分が演奏したい曲にどちらが使われているか、例えば好きなバンドがあればそのベーシストがいつもどちらを使っているかで選んで良いでしょう。

逆に高い音の限界を決めるフレット数もけっこう重要です。
20か24のどちらかが主流です。

左20フレット、右24フレット
私は最初に買ったベースが20フレットで弾きたい曲の中に24フレットまで使うものがあり2本目のベースは迷わず24フレットにしました。

こうなると大は小を兼ねるで5弦24フレットが1番ではとなりそうですが、全く使わないものは持て余すので弾きたい曲次第で選べば良いと思います。


今私の手元にあるのは7本で内訳は4弦4本・5弦3本です。フレット数は20〜24まちまち。

6弦以上のレアなベースで悩む人は明確にイメージがあると思うので迷わず多い方を選んだ方がノーストレスです笑
それでは!