音楽学校 アルファノートミュージックスクール ~立川・国立で楽器を習う~

Blog

講師ブログ

ベース講師:角高明

ベースのチューニング

2022/09/09

ベース講師の角です。

前回弦交換について書きまして今回はその先チューニングの話。
チューニングは太い弦からE(ミ)A(ラ)D(レ)G(ソ)の順です。

A=440Hzが一般的な設定です。チューナーのデフォルトはこの値なのですが、クラシックの場合は442なので多くのチューナーは変更できるようになっています。触っていて数字が変わってしまったら戻しておきましょう。チューニングは合っているはずなのに誰かと合わせると何か違うという事故が起きますブリッジは弦が乗っている駒を上下前後に調整できる作りになっています。

上下は弦高の調整です。

弦高の好みは人それぞれなので好きな高さを見つけてください。

前後がチューニングの調整です。開放弦が合っていてもそれ以外が微妙にズレたりするのでその調整の為です。

まず12フレットのチューニング(開放弦の1オクターブ上の音なのでアルファベット的には開放弦と同じ表示です)

次に15フレット(1弦だとA#またはBb表記)をチューニングします。

12フレットは合っているのに15は合わない。こういう時に駒を前後に移動させて微調整します。低い場合は15フレットと駒の距離が長いという事なので駒をネックの方向に移動させます。逆に高い時は距離が短いので駒をネックから遠ざけます。同様に17フレット(1弦C)も合わせてみてください。

ちなみに完璧には合わないので大きく外れていたら正しい音程に寄せる位の感覚で大丈夫です。弦交換の度にしっかりチェックと言うより弦高を調整したり弦の種類を変えた際に確認すれば良いと思います。