音楽学校 アルファノートミュージックスクール ~立川・国立で楽器を習う~

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ギター・ウクレレ講師 熊野隆太

クラシックギター講師がおススメしたい弦あれこれ

2021/11/05

ギター・ウクレレ講師の熊野です。本日はギターの弦について幾つか紹介いたします。

色々なメーカーから沢山の種類の弦が出ていますが、弦のメーカーが違うと同じギターでも異なるサウンドがします。楽器との相性もありますし、色々と試してみると発見があると思います!

●色々なメーカー
クラシックギターで有名な弦メーカーはD'Addario、AUGUSTINE、HANNABACH、SAVAREZやLa Bella、GHS、Aquilaなど多種多様です。その中でも、初めて弦を交換するという方にはD'Addarioをお勧めしています。全国の店舗どこでも購入し易く、スタンダードな音色でピッチも比較的安定している為です。

●弦の太さ
弦自体の太さや材質によって音色はかなり違いますが最も一般的なナイロン素材、ノーマルテンションの弦。コレを買っておけば先ず大丈夫、ハズレはない印象です。もう少し音色が太い印象なのはAUGUSTINEでしょうか。中低域がより豊かに感じます。今は昔ほどではないですが若干ピッチの精度が甘い弦があるという印象。。

HANNABACHはよりテンションが緩い柔らかい弦を試してみたい際におススメしています。弦のテンションが強すぎて弾きづらい時など
張り替えるだけで印象が大分変ると思います。

スーパーローテンションが緩すぎる場合はローテンションも良いと思います。

今は通常のナイロン弦とは別にカーボンやチタニウムなどの素材も出ていますね。昔は3弦だけカーボン弦を張って、1弦に別メーカーのナイロンとか
一本一本選んでいた事もありました。最近はカーボン等の音色は好きではなくなってしまった為、セットでAUGUSTINEの赤などを張っている事が多いです。暫く弦を換えていない!という方はこれを機会に色々試してみましょう。