ギター演奏者におススメしたい前腕のストレッチメニュー
2021/09/09
アルファノートミュージックスクール代表の四月朔日義昭です。
ギターやベースなど弦を押さえる楽器を演奏していると、左腕が痛くなったり腕に疲労を感じることがあると思います。とくに肘から下の前腕部分は疲労を感じた頃にはすでに遅く、手首の痛みが出てしまっている方は、すでに血流が悪くなっている証拠となります。腕のケアをしないておくと腱鞘炎(けんしょうえん)の原因になります。
久しぶりに弾くと上手くなった気になる理由
皆さんは旅行などでしばらくギターを弾かない日があって、久しぶりにギターを弾くとなぜか上手くなった!と思ったことはありませんか?実はこれは腕を休ませることで前腕の疲労が取れたことによる現象です。ですので、前腕の疲労をためないことが重要になります。
前腕のストレッチ
ここでは整体師さんに教えて頂いた前腕の日々のストレッチを紹介いたします。ギター演奏において前腕の3つの筋肉が重要になります。この3つのストレッチ方法を演奏前後に入れてみてください。1つのストレッチは息を少しずつ吐きながら15秒を3セット行い、軽い負荷で行いましょう。
1.前腕伸筋群
手の甲を上にして、逆の手で内側に曲げます。ストレッチする腕の肘が曲がっていると効果が低くなるので、伸ばしてください。
2.前腕屈筋群
手の平を上にして、逆の手で外側に曲げます。ストレッチする腕の肘が曲がっていると効果が低くなるので、伸ばしてください。
3.橈側手根伸筋(ちょうとうそくしゅこんしんきん)
肘を伸ばした状態で手を少し強めに握ってグーにして写真のように曲げます。とくに親指に意識を持っていってください。
コードをセーハして左手首付近が痛い、疲れやすい方はこの3のストレッチで実感されると思います。
いずれも「あー効いているなぁ!」と思った方は前腕に疲労を溜めている状態ですので、ぜひ日課にしてみてください。