音楽学校 アルファノートミュージックスクール ~立川・国立で楽器を習う~

Column

コラム

ギター講師:大石善也

【ダイアグラム付き】ドライフラワーの弾き方と動画

2021/04/27

人気曲「ドライフラワー/優里」の弾き方、ポイントを細かく解説します。いつもとは少し違うコード、心地良いリズムについてまとめてみましたので、是非弾いて歌ってみてください。次のコードも表示されますので、演奏するときはnext→を見ながら行うと良いです。

●コード進行
<< Key=G >>

[IN]
Cadd9-G-Dsus4/F#-Em7
Cadd9-G-Dsus4/F#-Em7

[A]
Cadd9-G-Dsus4/F#-Em7
Cadd9-G-Dsus4/F#-Em7
Cadd9-G-Dsus4/F#-Em7
Cadd9-G-D

[B]
Em7-Cadd9-D-G-Dsus4/F#
Em7-Cadd9-D-G-Dsus4/F#
Em7-Cadd9-Bm7-B7Em7
Am7-C-B7

[サビ]
Cadd9-G-D-B7-Em7
Cadd9-G-D-D#dim-Em7
Cadd9-G-D-B7-Em7
Am7-Cm-D

コードを実際に押さえてみると、1.2弦の3フレットが常に押弦されております。この手法は”ペダルポイント”と呼ばれ、様々な音楽ジャンルで活用されております。効果としては、コードの響きによる変化を少なくして、落ち着いた印象に加え、ややきらびやかなサウンドとなります。ドライフラワーはKey=Gとなっておりますが、Key=Cでも同様の押さえ方で同じ効果を出すことができますので、この機会に各コードのフォームを覚えてしまいましょう。曲を弾いてみて、「なんか少し響きが違うな。」と感じた際は、ペダルポイントを意識するとしっくりくることもあるでしょう。

   
 

 

●バウンス(シャッフル)を覚えよう!
この曲では、"バウンス"(シャッフル)と呼ばれるハネた弾き方をしております。16ビートを弾く際、イーブン(跳ねないリズム)では、「タタタタ」となりますが、バウンスの時は「タータタータ」となります。実際に口でリズムをとってみましょう。以上を踏まえた上で、1コーラス弾いてみましたので、リズムの感じも含めて聴いてみてください。

●終わりに

今回は、「ドライフラワー」を題材に、いくつかのポイントをご紹介いたしました。
ポップスに限らず、多ジャンルで活用できますので、是非体得して下さればと思います。