アコースティックギターを綺麗に鳴らすコツ
2024/11/28
こんにちは。スクール長の四月朔日義昭です。
今日は、アコースティックギター(以下「アコギ」)を美しく鳴らすコツについてお話しします。
アコギを演奏する際、主に右手で弦を弾きますが、その方法にはフラットピック、サムピック、指など、さまざまな種類があります。
今回は、最も一般的に使われるであろう「フラットピック」を用いた、きれいな音を出す方法をご紹介します。
フラットピックは素材によって音の立ち上がりや高音・低音の出方が異なります。しかし、まず素材にこだわる前に注目すべきなのは、ピックの握り方です。
特に重要なのは、右手の親指と人差し指でピックをどの位置で握るか、そして人差し指とピックの接触面積です。この握り方や接触面積によって、音の立ち上がりやサウンドの特性が大きく変化します。
まずはこの動画をご覧ください。
ここでは3通りのピックの握り方で弾いています。
1回目:綺麗な音を出すには?
1回目は、人差し指とピックの先端を約1cmの距離に保ち、人差し指とピックの接触面積を小さくしています。
2回目:強い音を出すには?
2回目では、人差し指とピックの接触面積を増やし、親指と人差し指でピックをしっかりとホールドするように持っています。
これにより、ピックと弦の引っかかりが強くなり、弦の振動が増えて、より力強い音が出るようになります。
3回目:小さい音、弱い音を出すには?
1つ目の綺麗な音の出し方の持ち方よりピックの上部を握って、更にピックの先端で弦をかするように当てます。動画を見ていただけたら分かると思いますが、ストロークスピードは変わらないのに音量が小さくなっていると思います。