音楽学校 アルファノートミュージックスクール ~立川・国立で楽器を習う~

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講師ブログ

ピアノ講師:林田明子

ピアノにおける強弱について

2021/08/06

皆さんこんにちは!
暑い毎日が続いてますね!
お元気にお過ごしでしょうか😊
私は暑さよりも、虫さんが活発になり始めたことが毎日しんどくて仕方ありません!

今日のブログでは題名通り「ピアノにおける強弱について」をお話しします🎹
皆さんは強弱記号というのをご存知でしょうか?
1番分かりやすいものだと、「フォルテ」や「ピアノ」でしょうか😳
今日は強弱記号の中でも基本になる記号について、ほんの少しだけ解説したいと思います!

まず前述した記号についてですが
「フォルテ」→強く という意味で、
「ピアノ」→弱く という意味があります。
文章だと分かりづらいので、図にしてみました!

大多数の曲の中ではこの6つの記号が多く使われています。(途中までワードで作っていましたがうまくいかず、手書きで見辛く申し訳ありません😭)
さらに強く・弱くなる場合は、fとPが1個ずつ増えていきます!

これらの記号は文字で捉えると非常に単純に思えますが、より良い演奏をする上ではただ意味通りに強く・弱く弾けばいいということではありません!
・作曲家
・調性
・前後との強弱関係
・曲全体の強弱の幅
・左右の手の音量バランス
などなど…
色々なことを考慮した上で演奏しなければなりません。
個人的な解釈ですが、ベートーベンの曲に出て来るフォルテと、ショパンの曲に出て来るフォルテは全く別物だと思っています。(勿論、曲にもよりますが…)
言葉で伝えるという事は非常に難しい部分がありますが、ベートーベンはガツンとした音のイメージで、ショパンは上品且つ華やかなイメージです。
このように作曲家によって、同じフォルテでもフォルテの使い分けが必要なのではないかと考えております😊
左右の手の音量バランスなどについても詳しく書きたかったのですが、文字数がなかなかの量になってしまうので、ここら辺で次回のブログに繋げたいと思います!😂

最後に…
ここに書いてある事は全て個人的な解釈なので、勿論違った解釈をされる方もいて、正解は特にありません!
このブログを読んでくださった皆様に、それぞれの解釈を拡げていただくきっかけになると幸いです✨